お知らせ&リサーチ

ブルームバーグによると、ウォール街ではプライベートエクイティに代わり、ヘッジファンドと暗号資産投資戦略がオルタナティブ投資として注目されている。プライベートエクイティの資金調達額は前年同期比35％減少した一方、ヘッジファンドと暗号資産部門は成長傾向を示している。特に暗号資産市場は、今年の7月22日（米国時間）までに600億ドル規模の資金を調達した。同メディアは、「米国のステーブルコイン規制法ジーニアス（GENIUS）など、友好的な規制環境や、サークル（CRCL）の成功的な新規株式公開（IPO）などが投資心理を刺激した」と付け加えた。

米商品先物取引委員会（CFTC）が、登録された先物取引所（DCM）でBTC、ETHなどの現物暗号資産（仮想通貨）の取引を認める案を検討中だとブルームバーグが伝えた。これはCFTCがホワイトハウスの勧告に従い、暗号資産規制の明確化のために準備した「クリプト・スプリント」の一環であり、証券取引委員会（SEC）が進めるプロジェクト・クリプトとも既に調整された内容だと同メディアは説明した。CFTC委員長代行のキャロライン・パムは「これはCFTCの権限内で既存の規制を適用した措置」と説明した。CFTCは8月18日（日本時間）まで業界の意見を募り、それを基に政策の方向性を決定する方針だ。

フィギュア・テクノロジー・ソリューションズ（Figure Technology Solutions）は、今年ナスダック上場を目指し、新規株式公開（IPO）関連書類（S-1）を米国証券取引委員会（SEC）に提出したと、The Blockが報じた。フィギュアはブロックチェーン基盤の資本市場プラットフォームで、融資や資金調達といった二次市場活動を連携するソリューションを提供しており、住宅ローン分野で活動している。

ファントムは、ブロックワークスが伝えたところによると、ソラナ基盤の暗号資産ウォレットであるファントムが、ソラナトランザクション分析プラットフォームのソルスナイパーを買収した。具体的な取引条件は公開されなかった。ソルスナイパーのチームはファントムに加わるが、サービスは独立したプラットフォームとして運営される。

米投資銀行コンパスポイントがコインベース（COIN）の投資意見を中立から売りへ引き下げ、目標株価も330ドルから248ドルへ下方修正したとデクリプトが伝えた。下方修正の根拠は、第2四半期の業績低調とステーブルコイン競争激化による投資家疲労度増加の見通しだ。コンパスポイントは先月、サークル（CRCL）の投資意見も売りへ引き下げたことがある。コインベースは4日（日本時間）、前取引日比1.15%上昇した318.32ドルで取引を終えた。

米株式市場の主要3指数が上昇して取引を終えた。 S&P500: +1.47% ナスダック: +1.95% ダウ: +1.34%

ブロックチェーンベースの貸付会社Figureが、IPO申請書類を非公開で提出したとCoinDeskが報じた。

クリプトクォントの寄稿者であるマートゥン（Maartunn）は、1時間で約8億2700万USDCが取引所に預け入れられたと伝えた。

ナスダック上場不動産開発業者ムラノ（ティッカーMRNO）は、エリック・S・ワイス氏を取締役会に迎え、ビットコイン戦略イニシアチブ委員長に任命したと発表した。ムラノは、今後5年間で100億ドルのBTCを購入する計画だと述べていた。

億万長者のアダム・ワイツマン（Adam Weitsman）は、Yuga LabsのNFTを5000個以上購入したと明らかにした。アザーディード（Otherdeed）、メガコーダス（Mega Kodas）、ウェポンコーダス（Weapon Kodas）を購入した。今後もコレクションを増やしていく予定で、Yuga Labsのメタバースプロジェクト「Otherside」を支援することに役立ちたいと付け加えた。