お知らせ&リサーチ

ナスダック上場企業シャープリンク・ゲーミング（ティッカーSBET）とされるアドレスが7時間前、イーサリアム（ETH）1万5846ETH（5534万ドル）を追加購入したと、アンバーCNが報じた。このアドレスは8月1日（現地時間）から合計41,452 ETH（1億4800万ドル）を購入しており、保有するETHはすべてインフラ企業フィグメント（Figment）にステーキングしていることが分かった。

オンチェーンレンズによると、いわゆる「インサイダークジラ」として知られるハイパーリキッド（HYPE）クジラ @qwatioがBTC、ETH、SOL、XRPのショートポジションの一部を清算した。このアドレスは前日まで1200万ドル相当の含み益を記録していたが、現在は130万ドル相当に減少している。現在、このアドレスが保有しているショートポジションは約2億4000万ドル規模だ。

コインベースCEOのブライアン・アームストロングがXを通じて「英国が我々の広告を禁止した。英国は依然として仮想通貨を一種のギャンブルとして扱う時代遅れの思想を持っている」と批判した。その上で「この広告には、伝統的な金融システムが適切に機能しておらず、仮想通貨がそれを改善できる有用な方法であるという内容が含まれている。米国では似たようなテーマの広告を流したことがある。英国は国民を助けることができる仮想通貨の潜在力を完全に無視している。しかし、我々のメッセージに対する英国政府の攻撃と検閲を歓迎する。これはむしろ我々が伝えたいメッセージの拡散を助けるだけだ」と強調した。先立ってコインベースは、2月に英国市場への進出を公式に発表している。

仮想通貨総合情報プラットフォーム、コインマーケットキャップの「アルトコインシーズン指数」が40を記録した。アルトコインシーズン指数は、時価総額上位100のコイン（ステーブルコイン、ラップドコインを除く）とビットコインとの価格変動率を比較して算出される。上位100のコインのうち75%の値上がりが、過去90日間でビットコインの値上がり率より高ければアルトコインシーズン、逆の場合はビットコインシーズンと判断する。100に近いほどアルトコインシーズンとみなす。

今週の主なグローバルマクロ日程は以下の通りだ。(日本時間基準) -8/5 2300 米国 7月 ISM非製造業購買担当者景気指数(PMI) -8/7 2130 米国 新規失業保険申請件数 -8/8 0530 米国 連邦準備制度理事会 準備預金残高・バランスシート

仮想通貨データ提供会社オルタナティブ（Alternative）が独自に算出した「恐怖・貪欲指数」が、前日より11ポイント上昇し64を記録した。投資心理が改善し、中立段階から貪欲段階へと転換した。この指数は0に近いほど市場の極端な恐怖を示し、100に近いほど極端な楽観を意味する。恐怖・貪欲指数は、ボラティリティ（25％）、取引量（25％）、SNSでの言及量（15％）、アンケート（15％）、ビットコイン時価総額の割合（10％）、Google検索量（10％）などを基準に算出される。

仮想通貨アナリストでトレーダーのアリ・マルティネスがX（旧ツイッター）で「8月に入ってビットコイン価格が3.57%下落したにもかかわらず、Bitfinexでのロングポジションの規模はむしろ20%増加した。Binance先物取引所では、現在、BTCポジション保有者全体の60.25%がロングポジションに賭けていることがわかった。これは、売り圧力にもかかわらず、市場参加者の全般的な強気心理が依然として維持されていることを示唆している」と分析した。

マクロ経済専門家のルーク・グローメン氏が、最近ビットコインを戦略的資産として組み入れる企業の動きを、米国政府の財政政策に対する「論理的な反応」だと評価した。グローメン氏は「現在、米国の国家債務は約37兆ドルに達し、史上最高値を更新している。政府は過去数十年間、株式市場、銀行、住宅市場を経て、最終的に国債市場へと転嫁されたバブルが決裂しないように、インフレを通じて債務を希釈する戦略を選択している。国債には信用リスクはないが、通貨発行による利払い方式はインフレ負担を伴う。こうした現実を認識した企業が、ビットコインを株主価値保全の手段として採用することは、十分に合理的だ。将来的には、米国国債よりもむしろアップルやマイクロソフトの社債の方が安全な資産になる可能性もある」と診断した。

先週末、ビットコイン（BTC）が主要な支持線である11万4,000ドルを下回ったことで、投資心理は弱気に転じたとクリプトポテトが報じた。同メディアは「ビットコインは最近、11万1,000〜11万2,000ドルの区間で反発を試みたが、これは中長期上昇チャネルの下限と重なる技術的な分岐点であり、この区間を支持できない場合、心理的な支持線である10万ドルのラインまで下落する可能性がある。7月中旬以降、取引所への純入金額は16,417 BTCを記録したが、そのうちクジラ（大口投資家）の入金比率を示す取引所クジラ入金比率（取引所に預けられたBTCのうち、トランザクション規模上位10件の資金が預け入れ量に占める割合）が0.70を超えた。これは、クジラ投資家が利益確定やポジション整理のための売り準備に入ったことを示唆している」と説明した。

ナスダック上場メディア・エンターテインメント企業ゲームスケア（GameSquare、GAME）のCEO、ジャスティン・ケナ（Justin Kenna）が、ビー・インクリプト（CoinDesk）とのインタビューで、「ビットコインはその価値に疑いの余地はないが、停滞している。一方、イーサリアム（ETH）はダイナミックで、動き、進化している。スマートコントラクト、NFT、DeFiなど、イノベーションが起こる基盤だ。ETHはアップグレードを通じて供給メカニズムが継続的に進化しており、複数の有用性と採用拡大が長期的な価値を裏付けてくれるだろう」と述べた。ゲームスケアは先月からETH投資計画を推進している。現在1万2900 ETHを保有しており、保有量は上場企業中6位だ。