お知らせ&リサーチ

暗号資産オプション取引所デリビットによると、日本時間基準6月27日17時に149億ドル相当のビットコインオプションが満期を迎える。プット/コール比率は0.75、マックスペイン価格は102,000ドルだ。また、同じ時間に22.6億ドル相当のイーサリアムオプションも満期を迎える。プット/コール比率は0.52、マックスペイン価格は2,200ドルだ。

暗号資産データ提供業者アルターナティブの独自推計「恐怖・欲望指数」が前日より9ポイント下がって65を記録した。欲望段階が続いている。この指数は0に近いほど市場の極端な恐怖を示し、100に近いほど極端な楽観を意味する。恐怖欲望指数は変動性（25%）、取引量（25%）、SNS言及量（15%）、アンケート（15%）、ビットコイン時価総額比率（10%）、グーグル検索量（10%）などを基準に算出される。

ペイパルのアレックス・クリスCEOがブルームバーグTVとのインタビューで「ステーブルコインがアメリカ市場で普及するまでにはまだかなりの障壁があり、かなりの時間がかかる」と明らかにした。彼は「消費者の立場から見ると、ステーブルコインを使う明確な理由がない。我々はこれを克服するためにリワードプログラムなどを試みている」と付け加えた。

ジョセフ・ルービン・コンセンサスのCEOが最近、暗号通貨の財務戦略を採用した企業の過度なレバレッジ運用について警告した。彼はブルームバーグとのインタビューで「暗号通貨財務戦略企業がリスク管理を適切に行わないと、厳しい状況が発生する可能性がある」と伝えた。続けて「（ETHを戦略的に備蓄している）シャープリンクは現在、負債がない。しかし、一部レバレッジ導入措置を講じる可能性がある。おそらく転換社債発行の形になるかもしれない。低金利で長期債を発行する可能性が高く、このような戦略で会社が危うくなることはないだろう」と強調した。ジョセフ・ルービンは現在、シャープリンクの取締役会の議長を務めている。

暗号資産取引およびカストディプラットフォームのバックト（BKKT）が10億ドル規模の有償増資（シェルフオファリング）を推進するとアンフォルディッドが伝えた。これにより調達する資金はビットコインの購入に使われる可能性が高い。以前、バックトはBTCを含む暗号資産投資計画が取締役会で承認されたと明らかにしていた。

26日（日本時間）コインベース（COIN）株価が前営業日比5.5%上昇し、375.07ドルで取引を終えた。終値ベースで上場以来の最高値だ。ザ・ブロックによると、コインベース株価は最近5営業日で約24%上昇した。

暗号資産運用会社グレースケールが次の四半期の有望な暗号通貨TOP20にアバランチ(AVAX)とモルフォ(MORPHO)を追加した。一方、前の四半期にそのリストに含まれていたライド(LDO)とオプティミズム(OP)は除外された。

ビットコインが技術指標上で強気シグナルを示し、最高値を突破する可能性が高まったという分析が出た。コインテレグラフは「日足チャートで『強気包み（bullish engulfing）』パターンが確認された。2021年以降、日足チャートでこのパターンは19回形成され、そのうち15回はパターン形成後数日または数週間以内にサイクルの高値を達成した。このようなパターン形成に加え、BTCは最近2日連続で10.5万ドル以上で支持線を維持しており、強気の持続可能性を高めている」と説明した。

ブロックチェーン証券投資プラットフォームのディナリ(Dinari)がアメリカの規制当局からトークン化株式取引のためのブローカー・ディーラーライセンスを取得したとロイターが伝えた。アメリカでブロックチェーンベースの金融商品を提供する承認を受けたのはディナリが初めてだ。ディナリは今後数ヶ月以内にトークン化株式取引サービスを提供する計画だ。

アメリカの女性MMA（総合格闘技）リーグ、ランジェリーファイティングチャンピオンシップがビットコインの財務戦略を採用するとコインデスクが伝えた。ランジェリーファイティングチャンピオンシップは30日以内に23万ドル相当のBTCを購入し、今後6ヶ月以内に最大200万ドル相当のBTCを購入する計画だと明らかにした。