お知らせ&リサーチ

トルコ財務省が暗号通貨の資金洗浄防止のための新しい規則を導入した。それにより、暗号通貨の送金履歴には送金目的を20文字以上必ず入力しなければならない。また、暗号通貨サービス提供者は利用者の暗号通貨取引目的などの情報も収集して当局に報告しなければならない。さらに、トラベルルール未満の取引には出金を遅延させる措置も取られる。

コインベースが公式Xを通じてニュートン(NEWT)を上場すると発表した。取引は流動性条件を満たすと開始される。

脱中央化取引所フラッシュネット(Flashnet)がステーブルコイン開発会社ブラル(Brale)と共にビットコインベースのドルペッグステーブルコインUSDBを発表したとディクリプトが伝えた。USDBはビットコインレイヤー2ネットワークのスパーク(Spark)で発行され、資産はアメリカの債券で裏付けられている。USDBはラッピング資産、合成構造、またはブリッジなしでもビットコインにドル流動性を提供するように設計されたとフラッシュネットは説明した。

アプトス(APT)ラボとジャンプクリプト(Jump Crypto)がクラウドベースのストレージネットワークシェルビー(Shelby)を発表したとコインテレグラフが伝えた。シェルビーはアプトスに基づいて動作するが、イーサリアム、ソラナなどの主要なブロックチェーンと互換性がある。特にストリーミングビデオ、人工知能、分散型物理インフラ(DePIN)などの実装が難しい分野での使用が可能だと両社は説明した。

外信によると、アメリカ証券取引委員会(SEC)が21シェアーズのポルカドット(DOT)現物ETFの審査期限を再度延長した。

ビットコインマイニング会社Hut 8がコインベースクレジットと信用取引限度を既存の2倍に増やす内容の貸付契約を結んだと発表した。それによりHut 8は固定金利9%で1億3000万ドルの貸付を利用でき、貸付の満期も来年の7月まで延長することにした。

最近ハッキング被害を受けたイラン最大の暗号通貨取引所ノビテックス(Nobitex)がXを通じて6月25日(日本時間)から段階的にサービスを再開すると発表した。入出金および取引機能は30日から再開される。

今後の暗号通貨関連法律のガイドラインとなる暗号通貨市場構造原則（Crypto Market Structure Principles）法案の草案が公開されたと、クリプトインアメリカの進行者エリノア・テレットがXを通じて伝えた。この法案はティム・スコット（Tim Scott）アメリカ合衆国上院銀行・住宅・都市委員会委員長とシンシア・ルミス議員が提案し、トム・ティリス（Thom Tillis）とビル・ハガティ上院議員が署名した。ここにはデジタル資産の法的地位の明確化、規制機関の責任の所在、古い規制の見直し、デジタル資産取引者の権益保護、マネーロンダリング防止策の開発、規制機関への明確な指針提供の義務化などが含まれている。CNBCはこの法案を「今年最大の暗号通貨法案」と評価した。

ジェローム・パウエル米連邦準備制度（FRB）議長は、米上院銀行委員会で開かれた半期通貨政策報告聴聞会で「基準金利はすでに高水準に達しており、これからは金利を引き下げる余地が十分にある」と述べた。

ジェローム・パウエル米連邦準備制度（FRB）の議長が「銀行は暗号資産産業に金融サービスを提供し、関連事業を行うことができる。ただし、金融システムの安全性と健全性が保証されなければならない」と述べた。