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中級1コース

中級1コースにようこそ!
インジケーターや重要なチャートパターン、ピボットポイントを適切に使用して取引する方法について学びましょう。

2. 重要なチャートパターン

ブレイクアウトを狙ったレクタング

レクタングルは、価格が平行なサポートラインとレジスタンスラインに囲まれているときに形成されるチャートパターンです。買い手と売り手の勢いがあるものの、どちらも優勢にならないため、迷いがある期間を示します。
価格はブレイクアウトする前にサポートラインとレジスタンスラインを数回テストし、そこからブレイクアウトした方向にトレンドを形成することになります。

上の例では、通貨の動きが平行する2つのレベルの中に収まっていることが分かります。どちらかのレベルでブレイクするのを待ち、ブレイクが確認できたら、トレンドに乗りましょう。

弱気のレクタングル

弱気のレクタングルは、下降トレンドで価格がしばらくの滞っているときに形成されます。売り手が注文を入れる前に、一息ついているため発生するものです。

この例では、価格がレクタングルの底をブレイクし、急激に下落しました。サポートレベルの下で売り注文を入れていれば、多くの利益を得られていたでしょう。

ここでのポイントは、価格がサポートラインを下回ると、レクタングルの大きさと近い動きをする傾向があります。上の例では、目標ポイントを超えても価格は動き続けていたため、さらに多くの利益を得るチャンスがありました。

強気のレクタングル

次に強気のレクタングルを見ていきましょう。
上昇トレンドの後、価格は一度停滞しました。このとき価格はどちらに向かうでしょう?

上向きと予想したとすれば、正解です!どのようにブレイクアウトして動いたのか見てみましょう。

価格はレクタングルの上をブレイクし、そのまま急上昇を遂げていることが分かります。レジスタンスラインの上で買い注文を入れていれば、多くの利益を得ることができていました。弱気のレクタングルと同様、ブレイクすると少なくともその前のレクタングルの大きさと近い値動きを見せます。