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中級1コース

中級1コースにようこそ!
インジケーターや重要なチャートパターン、ピボットポイントを適切に使用して取引する方法について学びましょう。

3. ピボットポイント

ピボットポイント

プロのFXトレーダーは、ピボットポイントを使用して潜在的なサポートラインやレジスタンスラインを特定します。簡単に言えば、これらは価格が変動する方向が変わる可能性がある領域です。

では、ピボットポイントにはどのような魅力があるのでしょうか?

これまで紹介してきたインジケーターとは異なり、自身の裁量には関わってきません。ピボットポイントは、様々な面でフィボナッチレベルと似ています。

フィボナッレベルチの場合、スイングハイとスイングローを設定する際に主観的見解が入りますが、ピボットポイントでは、一般的にどのFXトレーダーも同じ方法で計算します。

ピボットポイントは、小さな値動きを利用しようとする短期トレーダーにとって特に役立つツールです。一般的なサポートレベルやレジスタンスレベルのように、バウンスやブレイクを選択してトレードすることができます。

また、レンジ相場で反転のポイントを見極めるためにピボットポイントを活用します。ピボットポイントを使用して、ブレイクする可能性がある重要なレベルを判断します。

これはEUR/USD1時間足チャートへプロットされたピボットポイントの例です。
水平のサポートラインとレジスタンスラインがプロットされています。

ピボットポイントの専門用語

チャートにあるアルファベットについてをまとめました。

PP:ピボットポイント
S:サポート
R:レジスタンス

しかし、必ずしもS1がサポート、R1がレジスタンスであると確信してはいけません。その理由については、今後のレッスンで説明します。次のレッスンでは、ピボットポイントの種類と計算方法について学んでいきます。